デザインブック
鉄道には案内標示が付き物です。よりわかりやすくするために各社それぞれの工夫があります。北武急行でも案内標示を中心にデザインのシステム化を図っており,ここではそれらのいくつかを紹介します。

シンボルマーク

1976年に,従来の社章に代わるものとして制定された。現在に続く本格的なCI活動の象徴でもある。
双方向へ移動する鉄道の機能を象徴し,あわせて「H」の文字を 表している。また,横にすると「北」の文字の形にもなる。
ここに使われているシャインレッドとカカオブラウンが当社のコーポレートカラーであり,車両・標示を始めさまざまな所に用いられている。 原則として白色ベース付きで描かれる(地が白いときは枠をつける)が,例外として金属プレート上に表示する場合,黒地に表示する場合はベースを用いないことも認められる。

標示に対する基本的な考え方

*視認性・可読性を重視する。この観点から
・書体はゴシック系のカッチリしたものとする。
・1筐体1表示を基本とする。
・乗車系・降車系・一般系それぞれのイメージを統一し,把握しやすくする。
・ピクトグラム(絵文字)を適度に採用する。
・コーポレートカラーの利用などで,全体に共通したイメージを持たせる。

などに配慮してデザインしています。

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