外観 古くからあるヴォールト（ドーム）屋根というと，線路方向に軸線を取ったものがイメージされるが，線路と直角に軸線を取ることで敷地の無駄を避けつつ広がりを持った空間を作りだしている。ガラスの壁がコンコースだけでなく線路レベルまで覆っているのが見て取れる。 右側の煙突状に突き出しているのはエレベータシャフト。
	平面構成 自由通路に面して券売機と改札機が並び，改札内に入ると２面のホームにそれぞれ２つずつの階段で下りる典型的橋上駅構造。階段の中間にエレベータを配している。 改札をはさんで券売機の反対側には飲食店スペースがある。改札の内外双方から利用できる構造としている。
	階段側から エレベータシャフトをゲート状に結んで情報装置を設けている。 左側は事務室とトイレが並び，せっかくのガラス張りが生かされない状態だが，こちら側にはいずれ公共施設の入った駅ビルが建設され，ゆくゆくは市の支所に直結する計画となっている。 階段の両側はガラスの仕切で，ホームや列車を見下ろせる構造なのがわかる。 ただし，この計画後に広告スペースが設置され，見通しは大幅にスポイルされてしまった。

情景３ トイレ前より売店方向を望む。 構内の情景 ※↑この画像は拡大しません。 クイックタイムVRで 360度パノラマが見られます。 右のアイコンをクリック！ 情景２ 券売機前より改札口方向を望む。 情景４ ホームからの階段より改札口方向を望む。 情景１ 自由通路入口より改札口方向を望む。

前の ページ

次の ページ

TOP ページ